お墓(墓地)選びについて2・・お墓を持たない供養いろいろ・・

ご遺骨を納めるためには、必ずお墓が必要!と思っていませんか?お墓をみてくれる継承者が いない、金銭的に厳しい、お墓に入るという概念がないなどの理由でお墓を持たない方が増え てきていますが、墓石はなくともご遺骨を納める方法はございます。また、故人を偲ぶものを 近くに置いておきたい・・・そんな願いを、ご遺骨の一部を入れる又は加工するなどの方法( 手元供養)で可能となっています。

【散骨】
ご遺骨を粉末化し海や山などに撒くことで、現在では節度ある葬送の行為であれば法に触れないとされています。しかし、遺骨を粉末化することが条件で、参加人数などにより費用も変わ
ってきます。また、ご遺骨が残らないため、親族と充分話し合っておく必要もありますね。

【樹木葬】
最近ブームになってきている葬法で、墓地の許可がある場所に遺骨を埋め、墓石の代わりに樹木を植えて墓標にします。
こちらは、自然に還ることが出来る、また継承を必要としないため核家族向きであるという理
由から、静かな人気を集めているそうです。
一坪タイプの個人樹木葬と、50cm四方の合同樹木葬があり、いずれも土に直接埋葬します。個 人の樹木が枯れてしまった場合はまた植えることができ(苗木代別)、場所によりますが35年間程管理してもらえるようです。

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手元供養品 の数々

【手元供養】
上記方法ですと、ご遺骨が手元に残らないためやはり抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ご遺骨の一部を置物やペンダントに直接入れておくタイプのものや、粉砕してプレートや合成ダイヤモンドに加工するタイプのものがあります。後者では、指輪などをつくることが可能なため、故人を常に身近に感じることが出来るとして関心が高くなってきています。

【納骨堂】
ご遺骨を納めるための建物で、都市部や市街地近くにあるためご供養しやすいというメリットがあります。
しかし、立地面の理由から使用料が多少高額になる場合もございます。
32~35年ほどご遺骨のままで御安置可能で、その後合祀されます。
散骨や樹木葬ですとご遺骨が残りませんが、納骨堂でしたらその心配がありませんね。
もちろん、手元供養品を購入しなくても、骨壷を自宅に安置しておいてもかまいません。
ご遺骨はお墓へ、という概念は薄れてきているのです。
お墓を持つか否か、持たない場合でも、様ざまな葬法でご供養ができること・・・故人様を
偲ぶ形は人それぞれ違うこと・・・心のこもったご供養がなされていくことを私たちは願って
います。

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お墓(墓地)選びについて

人が亡くなったのち、ご遺骨を納め、拠り所としてのお墓を持つことは通例となっています。しかし、近年核家族化やライフスタイルの多様化に伴い、お墓や供養に対する価値観が変わってきているのも事実です。そこで今回は、お墓 (墓地)を購入する場合の注意点、知っておきたいポイントを見ていきましょう。

img_ep13_02生前にお墓を建てることを寿陵(じゅりょう)または生前墓といいます。長生きできるという言い伝えやご先祖様のご供養にあたるとる考えや、四十九日に納骨できるといった利点がありますが、その前に墓地(永代使用権 )を購入する必要がありますね。

※永代使用料:お墓を設置する「土地」を使用する権利です。「使用権」を買うだけであって、土地そのものを買うわけではありません。

img_ep13_01【墓地の購入】
墓地を買うとは、永代使用権を取得することで※永代使用料を払います。その形態には大きく3つあります。
それぞれメリット・デメリットがあります。ご自分(ご供養する方)にあった墓地を探すと良いでしょう。

♦公営霊園(宗派なし)
・自治体管理のため信頼があり安心。
・永代使用料が割安。
・石材店を選べる。
・その自治体に住所があり、遺骨があること。(生前に買えない所が多いので注意!)
・市街地の霊園は競争率が高い(土地代も高い)。
・広さや墓石の形の制限あり。

♦民間霊園(宗派なし)
・民間経営のため永代使用料は公営より高い。
・石材店が指定されている。
・遺骨がなくても建てられる。
・設備が充実している。
・市街地から遠い霊園が多い。
・広さや形の制限なし。
・霊園によっては経営状態により管理が不十分な場合がある。(事業主体の経営面も確認しておこう!)

♦寺院墓地(その宗派となる)
・管理は勿論お寺になるが、上記二つに比べて料金が高い。(縁の下の力持ち!御住職の奥様の対応をチェック! )
・檀家になることが条件だが、その分手厚い供養や管理をしてもらえる。
・人気の高い都市部では墓地の空きがまわってこない。

その他・・・
♦共同体墓地
・血縁に限らず誰とでもお墓に入ることができる。(個人申込みは生前に!)
・継承を前提としないので無縁墓の心配がない。
・納骨堂タイプであれば、建墓する費用もかからないため安価。

場所(ご供養する霊園までの距離)、建墓・永代使用料などの費用、墓を守る子孫の有無、宗派、檀家になるか否
か、などを確認してご検討下さいね。

【墓石の購入】
さて、墓地が決定したら次は墓石です。順番としては墓地からですが、民営霊園では石材店が指定されている( 石材店が経営している)場合が多いので、墓石と墓地(永代使用料)はセットで購入します。また墓石の価格は、霊園がどのような土地だったか、造成費用や販売形態を含めての価格となるため、霊園によって販売価格に差が出ているようです。墓地の広さや、品質の同じ石材でも値段が違うのはこのためなんですね。
石材の種類では国産品が高額のため、中国やインド、ヨーロッパからの輸入品も多いようです。石の材質により劣化が激しいものもありますので、石材店が建てて数年経った現物を見に行くのも良いでしょう。また、葬儀のお見積りと同じように、全ての金額 を提示している信頼ある業者を選ぶこと。保証内容やアフターケアも充実しているかチェックしてくださいね。
今回は墓地と墓石についてでしたが、それらを必要としないご供養方法もございます。散骨や、樹木葬、手元供養という葬法です。次回はそちらをご紹介しますのでどうぞお楽しみに!

img_ep13_03–ここをチェック!–
・その石材屋で建てた数年経った現物をみる。
・全ての金額を提示している。
・保証内容やアフターケアは万全か。