戒名について

ep37_01現在の日本では、亡くなると、仏式で葬られることが圧倒的
に多くなっています。
亡くなった人は寺から戒名を授けられますが、皆さん、戒名(法名)って何でつけるんだろう??と思ったことはございませんか??今回は、戒名について詳しくご説明いたします!!

【戒名とは??】
戒名は、戒律を守り出家した僧のみに与えられるものでした。
そのため一般の人には厳しすぎて、なかなか頂けるものではあ
りませんでした。

今日では儀式を受けた人に授けられる機会が多くなったため、
死者に贈られる名前のように考えられがちですが、本来は戒律
を守り仏の弟子となった証としてつけるものなのです。

多くの宗派は、死後の世界へ行くことが、修行に行くことだと
解釈しているため、葬儀のときに戒名をつけるようになりました。

しかし、中には戒名を必要としない宗派もあります。
浄土真宗では死後に故人が仏道への修行へ行かないと考えられて
いるため、戒名を必要としません。

宗派によって考え方が様々なため、付けられる戒名が大きく違っ
てくるんですね。

【戒名Q&A】
Q1.戒名を自分で作ってもよいのだろうか
上記のように、戒名とは仏弟子になった者が頂く名前です。した
がって師匠から頂く名前なので、ご自分で戒名をお付けする事は
本来の道から外れています。しかし、各宗門では帰教式(入檀・
入信式)、受戒会などの儀式により生前戒名を授けている場合もあります。

Q2.戒名なしで葬儀できるの??
戒名なしでも葬儀が行える場合があります。例えば菩提寺がいな
い場合や、菩提寺が地方にあるが現在は菩提寺から離れた場所に
住んでいて菩提寺のお寺様によって葬儀を行なえない場合、また、
お寺様が時間的に葬儀に間に合わない時などがあります。こうい
った場合、後日菩提寺から戒名を頂くなどが考えられます。また
仏式のお葬式でない場合、戒名は関係ありません。
しかし、注意して頂きたいことは、例えばキリスト教や無宗教
での葬儀を行なった場合、納骨のみお寺の墓地に埋葬したいと言
われる方がいますが、寺檀関係からこれは基本的にできません。
お寺の墓地に埋葬する場合はそのお寺から戒名を頂いて行ないます。
また、公営の霊園などに納骨する場合は、上記のかぎりではありま
せんし、散骨の場合には関係ありません。

Q3.戒名の位ってなに
本来、仏の世界は平等であり位に上下はありません。その証拠に
、戒名の文字数は2文字と決まってはいるものの、そこへ「戒名」と
は別に「院号」「道号」「位号」などを加え、結果として位が変わってしまいます。

■○○院殿、○○○○大居士(女性ならば大姉)と呼ばれるものは、昔は大名とか領主に限られた戒名。

■○○院、○○○○居士(女性は大姉)は、奉行とか上役の武士に
つけられた戒名。

■○○○○童子(童女)は、子供につけられる戒名。

■○○孩子(孩女)は、赤ちゃんにつけられる戒名。

宗旨宗派や各地方によって、しきたりに違いがあります。詳しくは
お住まいの近くの宗教者の方々に相談してみてくださいね。


死後のお名前、戒名とは

戒名-300x148亡くなった人に付けられる戒名。何の為に、誰が付けるのか疑問に思ったことはありませんか?戒名は死後の世界へといった故人があの世で安心して暮らせるようにお坊さんから付けて貰える名前です。

生きていた時と違う名前を頂くことによって、死後の世界に修行に行けるようになる…という仏教の考え方に基づいた風習です。

死後の世界に行く=修行、と考えていない宗派は戒名を必要としなかったりと多少の差はありますが、大体の故人には付けられると考えていいでしょう。

戒名料が掛かるのを嫌い戒名を付けないで葬儀を行う方もいらっしゃいますが、代々お付き合いのあるお寺様がいる場合は、規則により戒名を付けていないとお墓に入る事ができないこともありますし、代々ご先祖様が付けていたのに、その文化をいきなり変えるいうのもご先祖様に申し訳ない気も致します。様々な考え方はありますが、皆様は戒名についてどの様な想いがありますでしょうか。